卓球「ファイナル」 伊藤美誠 中国の選手に競り勝ち準決勝進出

卓球の世界ランキング上位の選手で争うファイナルは準々決勝が行われ、東京オリンピックの代表に内定している伊藤美誠選手が世界12位の中国の選手にフルゲームの末に競り勝ち、ベスト4に進みました。

卓球の国際大会、ファイナルは、世界ランキングの上位、男女それぞれ16人の選手が出場し、シングルスのみで争う大会で19日から中国で開かれています。

日本勢でただひとりベスト8に進んだ世界ランキング2位の伊藤選手は20日夜の準々決勝で、これまで1勝3敗と負け越している世界12位の中国、王芸迪選手と対戦しました。

伊藤選手はゲームカウント1対2とリードされた第4ゲームで厳しいコースに打ち込む相手のショットを粘り強く返して11対4で奪い、続く第5ゲームも取りました。

しかし、第6ゲームは決めにいったショットを相手に返されて流れをつかめず、7対11で落として、勝負は最終の第7ゲームまでもつれ込みました。

伊藤選手は強烈なスマッシュやラリー中に相手のタイミングを外す巧みなショットなど持ち味を発揮してポイントを重ねて、11対5で取りました。

伊藤選手はゲームカウント4対3で競り勝ち、21日の準決勝進出を決めました。

伊藤「きょうの試合はすごく楽しかった」

準決勝に進んだ伊藤美誠選手は、「第3ゲームをデュースで取られてしまったが、展開は悪くなかったので、すぐに気持ちを切り替えることができた。ゲーム間にコーチともしっかり話し合えたので、落ち着いて第4ゲームに入ることができたし、すごくいいプレーができた」と試合を振り返りました。

また、最終の第7ゲームについては、「相手もすごく強いし、私自身、何回も負けている選手なので、とにかく思い切ってやるだけだと思った。このチャンスを逃さず、自分のものにしたいと臨んだ」と話しました。

そして、世界ランキング5位の中国、王曼※イク選手と対戦する準決勝に向けて、「また次も中国選手と対戦できるのはすごくうれしいし、練習してきたことをしっかり出し切りたい。きょうの試合はすごく楽しかったので、あすも楽しんで、思い切って自分らしくプレーしたい」と話していました。

※イクは「日」の下に「立」