NYダウ平均株価 200ドル以上値下がり コロナ再拡大影響懸念

20日のニューヨーク株式市場は、新型コロナウイルスの感染再拡大が景気に及ぼす影響を懸念して、ダウ平均株価は値下がりしました。

20日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて219ドル75セント安い、2万9263ドル48セントで、今週の取り引きを終えました。

アメリカでも新型コロナウイルスの感染再拡大が止まらず、一部の州などでは経済活動を再び制限する動きが出ていることから、景気に及ぼす影響を懸念して、売り注文が先行しました。

市場では、新型ウイルスに対するワクチン開発への期待から、ダウ平均株価は今週初めの16日には、史上初の3万ドルに30ドル余りまで迫りましたが高値への警戒感や、感染者の増加などから、その後は、値下がり傾向で推移しました。