エチオピア戦闘 ユニセフ「今後20万人以上 国を逃れると予想」

エチオピア戦闘 ユニセフ「今後20万人以上 国を逃れると予想」
アフリカ東部のエチオピアで、政府軍と北部の少数民族の勢力による戦闘が激化していることについて、ユニセフ=国連児童基金は19日、「今後、数週間のうちに20万人以上が国を逃れることが予想される」として、すべての当事者に人道支援を妨げないよう呼びかけました。
エチオピアでは、北部の州政府を担う少数民族ティグレの軍事部門が今月4日、政府軍の基地を攻撃したのに対して、アビー首相が反撃を命じ、戦闘が続いています。

これについて、ユニセフ=国連児童基金のフォア事務局長は19日、声明を出し、この地域では立ち入りが制限されているほか、通信も遮断されていて、推計で230万人の子どもたちが人道支援を必要としていると述べました。

そのうえで「今後、数週間のうちに20万人以上が国を逃れることが予想される」として、すべての当事者に対し、子どもたちやその家族の命を守るための人道支援を妨げないよう呼びかけました。

AP通信は、一連の戦闘を受けてすでに3万人が隣国スーダンに逃れたほか、19日には、現地の大学当局者の話として、政府軍がキャンパスを空爆したなどと伝えていて、戦闘が収まるための糸口は見いだせていません。