埼玉県 “Go Toイート” 21日から原則4人以下での利用に限定

埼玉県は、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、外食需要を喚起する「Go Toイート」について、県民に対して、原則として4人以下で利用するよう求めることを決めました。

埼玉県は19日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開きました。

この中で、県は、会食時の感染拡大を防ぐため「Go Toイート」について、21日から食事券やポイントの利用は、原則として、子どもや介助者を除く4人以下で利用した場合に限ることを決めました。

大野知事は「感染拡大防止に留意していただきながら、対策が整っている地元の飲食店を利用して食事を楽しんでほしい」と述べました。

このほか、対策本部会議では、新型コロナウイルスとインフルエンザの診療や検査を行うことができる医療機関を指定し、県のホームページで公表することや、年末年始の忘年会や帰省など、場面ごとに感染防止のため注意するポイントを呼びかけていくことなどが報告されました。

埼玉県では18日、1日の感染者数が過去最多となり、大野知事は「今、しっかりとした対策を行わないと、医療機関の崩壊に結び付くような大きな事態になりかねない正念場だと考えている。より一層、強い警戒感を持って対応していかなければならない」と述べました。