日商 三村会頭 “Go Toキャンペーンは継続すべき”

日本商工会議所の三村会頭は19日の会見で、新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることを非常に憂慮しているとしたうえで、感染防止対策と経済活動との両立をはかるためにも政府の「Go Toキャンペーン」は継続すべきだとの考えを示しました。

この中で三村会頭は新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることについて「消費者の心理にも影響するので非常に憂慮している。感染防止対策と事業の継続をどう両立させるか真剣に考えるべきで、感染対策で強い措置を取るにしても、一律ではなく、いちばん効果的なところにピンポイントで行い、経済活動に配慮するべきだ」と述べました。

そのうえで旅行や飲食などの需要を喚起する政府の「Go Toキャンペーン」については、「心配がないでもないが、受け入れる側の体制や対策は万全だと聞いているし、ギリギリのところで感染対策と事業の継続を両立させるしかない」と述べ、キャンペーンは継続すべきだとの考えを示しました。