女性芸能人の偽アダルト動画 公開の疑い サイト運営3人を逮捕

AIを使って本物と見分けがつかないほど巧妙な偽の動画を作成する技術、「ディープフェイク」。この技術で作成された女性芸能人の偽のアダルト動画を集めてネット上で公開したとして、いわゆる「まとめサイト」を運営する男3人が警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、東京・世田谷区の会社員、山口岳容疑者(33)ら20代から40代までの男3人です。

警視庁によりますと、3人は去年12月からことし9月にかけて、アダルト動画の出演者の顔を合わせて6人の女性芸能人の顔と入れ替えた偽の動画のURLをサイトに貼り付けて公開したとして、名誉毀損の疑いが持たれています。

いずれの動画も「ディープフェイク」と呼ばれるAIを使った技術で作成されたもので、3人はそれぞれネット上から動画を集め、みずから運営する「まとめサイト」に貼り付けて広告収入を得ていたということです。

調べに対し3人のうち山口容疑者は容疑を認め、「新型コロナウイルスの影響で給料が減ると思い、ウェブ広告で金を稼ごうと思った」と供述しているということです。

「ディープフェイク」をめぐっては、先月も偽の動画を作成したなどとして別の男2人が逮捕・起訴されていて、警視庁はネット上に今も2000本近くの動画が出回っているとして取締りを強化しています。