ノーベル平和賞授賞式 WFPは式典に出席せず 新型コロナ影響で

ノルウェーのノーベル賞の委員会は、ことしの平和賞に決まったWFP=世界食糧計画が来月、首都オスロで開かれる授賞式に出席しないことになったと発表しました。現地で感染対策が強化されているためだとしています。

ノーベル平和賞の授賞式は来月10日に首都オスロで開かれることになっていますが、ノルウェーの委員会は18日、ことし受賞するWFPの代表が現地での式典には出席しないと発表しました。

新型コロナウイルスの感染が拡大し、ノルウェー国内で対策が強化されているためだとしていて、オンラインでの授賞式の実施を検討しているということです。

ノルウェーの委員会はすでに授賞式の規模を縮小するとともに晩さん会を中止することを発表していました。

平和賞以外の賞についても授賞式はオンライン形式で行われることが決まっていて、ことしのノーベル賞の授賞式は新型コロナウイルスの影響で大きく様変わりすることになります。