社会

愛知県 新型コロナ 警戒レベル1段階引き上げ “厳重警戒”へ

愛知県の大村知事は、県内で新たに219人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、1日で発表する感染者数が、初めて200人を超えたと発表しました。そして、県内の警戒レベルにあたる感染状況の指標を「厳重警戒」へと、1段階引き上げました。
愛知県の大村知事は記者会見し、県内で新たに219人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。

愛知県内で1日に発表された感染者の数は、これまで、ことし7月31日の199人が最多でしたが、これを上回って初めて200人を超えました。

県内で感染が確認された人は、延べ8274人となりました。

さらに大村知事は、県内の感染状況の指標を、これまでの「警戒領域」から1段階引き上げて、19日付けで「厳重警戒」にすると表明しました。

この「厳重警戒」は、愛知県が設定している4段階の指標のうち、上から2番目に当たります。

愛知県の感染状況の指標が「厳重警戒」となるのは、ことし9月以来です。

大村知事は「感染が拡大している東京と大阪とは新幹線でつながっている。あさってからの3連休を前に、県民などに、いま一度気を引き締めてもらいたいと思った」と指標を引き上げた理由を説明しました。

そのうえで、県民に対し、
▽大人数の会食を控えることや、
▽年末年始の帰省や旅行を分散させることなどを、呼びかけました。

また、ほかの都道府県への移動の自粛などは、現時点では一律に求めないとしながらも「東京や大阪などの感染が拡大している都市部に移動する際には、気をつけて行動してほしい」と述べました。

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