受刑者ら5人 新型コロナ感染 北海道 月形刑務所

法務省は、北海道の月形刑務所で受刑者ら5人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

法務省によりますと、感染が確認されたのは北海道の月形刑務所の受刑者4人と刑務官1人の合わせて5人です。

のどの痛みを訴えた30代の男性受刑者が16日、陽性と確認され、この受刑者と接触があったとみられる受刑者や職員を対象にPCR検査を実施したところ、ほかの4人も感染が確認されました。

感染した受刑者4人は同じ場所で刑務作業を行い、男性刑務官はその監督を行っていました。

月形刑務所では、感染した受刑者を個室に隔離するとともに、感染した刑務官は自宅待機としています。

一方、法務省によりますと、札幌出入国在留管理局でも今月8日から18日までに職員12人の感染が確認され、保健所がクラスターが発生したかどうか調べています。