ネットに「YouTuberの実家」誤った情報で 悪質な嫌がらせ 川崎

全く無関係にもかかわらず、インターネット上で「YouTuberの実家だ」とされた川崎市の住宅について、放火するといったメールが役所に送りつけられたり、頼んでいない荷物が住宅に届いたりするなど、悪質な嫌がらせが相次いでいることが、警察への取材で分かりました。

警察によりますと、ことし4月ごろから川崎市にある住宅に、頼んでいない学校案内のパンフレットや宅配ピザが届くようになったということです。

また、この住宅から「火が出ている」などという、うその通報が警察や消防に寄せられたり、今月には、住宅への放火や、住む人への殺害を予告するメールが役所に送りつけられたりしているということです。

調べによりますと、実際は全く関係が無いにもかかわらず、インターネット上に「YouTuberの実家だ」とする誤った情報が掲載されたことが原因とみられ、嫌がらせがエスカレートしていることから、地元の警察署が住宅の前に警察官を常駐させて警備する事態になっています。

警察は、うその通報で警察や消防の業務を妨害した疑いで捜査するとともに、インターネット上の虚偽の情報に惑わされないよう呼びかけています。

住人「困らせるような行為は控えて」

嫌がらせを受けた住宅に住む60代の男性は「少し調べたらうちが実家ではないとわかるのに、それを信じ切ってしまうのが不思議です。母親は高齢で夜、寝つけなくなるなど本当に困っています。無関係な私たちへの嫌がらせはすぐにやめてほしいが、ユーチューバーに対しても、その人を困らせるような行為は控えてほしいです」と話していました。