株価 280円余り値下がり 都内で感染拡大懸念強まり売り注文

18日の東京株式市場、日経平均株価は280円余り値下がりして取り引きを終えました。東京都内で新たに493人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと伝わったことをきっかけに多くの銘柄に売り注文が出ました。

18日の東京株式市場は、午後になって東京都内で新たに493人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと伝わったことをきっかけに売り注文が増え、日経平均株価は一時、350円余り値下がりする場面もありました。

その後は、買い戻しの動きも出て、日経平均株価の18日の終値は17日より286円48銭、安い、2万5728円14銭でした。

また、東証株価指数・トピックスも14.01、下がって、1720.65、1日の出来高は11億8706万株でした。

市場関係者は、「日経平均株価がきのう2万6000円台を回復し、株価上昇のペースが速すぎるという見方も出る中、投資家の間に新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が改めて強まり、ひとまず利益を確保しておこうと多くの銘柄に売り注文が出た」と話しています。