西村経済再生相 職場の感染対策徹底など 経済同友会に協力要請

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、西村経済再生担当大臣は、経済同友会の櫻田代表幹事とテレビ会議を行い、職場での感染対策の徹底や、テレワークなどのさらなる促進に協力を求めました。

この中で、西村経済再生担当大臣は、現在の感染状況について「陽性者数が過去最高となるような日が出るなど、夏の感染拡大に匹敵するか、それを上回る大きな流行となっていて、政府として危機感を強めている」と述べました。

そのうえで「クラスターが多様化し、職場でも発生している。仕事をしている時は、マスクをしているが休憩室や喫煙室、更衣室では、緊張が途切れてマスクを外し、会話がはずむことがあるようだ」と述べ、職場での感染対策の徹底を求めました。

また、西村大臣は「今月はテレワーク月間で、試行錯誤する月間でもある。これまでやっていなかった企業にもお願いしたい」と述べ、テレワークや時差出勤のさらなる促進にも協力を要請しました。

これに対し、櫻田代表幹事は「150%賛成で、速やかに会員に周知徹底したい。コロナを機に新しい社会を作るということは、場所にとらわれない働き方を推進することで、生産性や付加価値を上げていこうということでなければならない。テレワークの推進に取り組みたい」と応じました。