国際

アマゾン 米国内で“オンライン処方薬注文サービス” 開始

アメリカのネット通販大手、アマゾン・ドット・コムは、オンラインで処方薬を注文できるサービスをアメリカ国内で始め、新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控える人が増える中、薬局チェーンとの競争が激しくなりそうです。
17日、アマゾンは声明を出し、オンラインで処方薬を注文できる「アマゾン・ファーマシー」をアメリカ国内で始めたと発表しました。

サービスの利用者は、はじめに専用のサイトまたはスマートフォンのアプリで、氏名やアレルギーの有無といった個人情報を登録します。

そのうえで、医師などを通じて処方箋の情報を送ってもらうと薬がオンラインで注文できるようになり、数日で配達される仕組みです。

利用者は服用している薬の履歴をオンライン上で確認できるほか、電話などで薬剤師への相談もできるということで、アマゾンは「人々がより安く、迅速に薬を買えるようにしたい」とコメントしています。

アメリカでは一部の薬局チェーンもオンラインで処方薬を注文できるサービスを行っていますが、現地メディアによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、薬を自宅で受け取りたいというニーズは高まっていて、アマゾンと薬局チェーンとの競争が激しくなりそうです。

特集

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。