日豪首脳会談 自衛隊と豪軍の共同訓練 協定で大枠合意

菅総理大臣とオーストラリアのモリソン首相は、首脳会談のあと、そろって記者発表に臨み、菅総理大臣は、自衛隊とオーストラリア軍が共同訓練を行う際などの対応をあらかじめ取り決めておく協定について、大枠で合意したことを明らかにしました。

そして、菅総理大臣は日豪首脳共同声明に署名したとして「安全保障、防衛協力や経済などの分野での両国の協力関係の一層の強化をうたったものであり、引き続き日豪間の連携を強化していきたい」と述べました。

一方、モリソン首相は「きょうは特別で大きな一歩を踏み出した。両国の間の協定について、一里塚ともなる大枠合意に達することができた。敬意を表しつつ、このような重要な協定を結べたことは、信頼を寄せていただいている証しと受け止めている」と述べました。

豪 モリソン首相「実りの多い協力関係築ける」

モリソン首相は、「第一印象は非常に重要だが、今回は互いに非常にいいものだった。日本との間で重要かつ、実りの多い協力関係が築けるものと期待している」と述べました。

そのうえで、モリソン首相は、「排気ガスの低排出や排出ゼロに向けた協力や、次世代エネルギーの水素を来年3月に日本に初めて輸出する試験的なプロジェクトにまで話しは及んだ」と述べ、温室効果ガスの排出削減の分野でも日本と協力したいという考えを示しました。

また、モリソン首相は新型コロナウイルスについて、「世界的な感染拡大によって多くの人が苦しみ、経済的な損失も被った。多くの国々に来年中にもワクチンが届き、世界を元の状態に戻していけるよう協力していきたい」と述べました。