初詣 新型コロナ対策 住吉大社は露店をすべて取りやめ 大阪

来年の初詣は、参拝客が密状態になるのを防ぐため、大阪の神社や寺では、さまざまな対策がとられます。

このうち、毎年、正月三が日におよそ230万人が初詣に訪れる大阪の住吉大社では、参拝客が密状態になるのを避けるため、初詣の時期は境内の露天の出店を、すべて取りやめることにしました。

さらに、多くの人が触れるおみくじの筒を抗菌加工したり、消毒薬を増やしたりしています。

また、参拝客を分散させるため、来年は正月三が日にこだわらず、2月2日の節分までに初詣をしてほしいと呼びかけています。

それでも混雑が激しくなった場合は、境内への入場を制限するということです。

住吉大社権禰宜の岡康史さんは「参拝者が気持ちよく訪れることができるよう対策を進めています。安心安全な初詣のため、混雑する時期をずらして来ていただきたいです」と話していました。