新潟 新型コロナ 介護施設で30人感染 市長感染拡大防止を指示

新潟市西区の介護施設で、入所者と職員、合わせて30人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、新潟市の対策本部会議が開かれ、感染経路の調査や市内のほかの福祉施設などへの注意の呼びかけが指示されました。

対策本部会議は17日午後2時半から開かれ、新潟市の中原市長は感染の拡大を防ぐため、感染経路の調査や濃厚接触者の特定などを速やかに行うとともに市内のほかの福祉施設などに注意を呼びかけるよう指示しました。

そのうえで、中原市長は「県内で1日に確認された感染者がこれまでで最も多くなったが、1つの施設で発生しているので過度に恐れることはない。手洗いやマスクの着用などの感染防止対策をお願いしたい。また、感染が確認された本人や家族、それに医療従事者への誹謗中傷は絶対にしないでほしい」と市民に呼びかけました。

そして、対策本部会議では県と連携して必要な取り組みを進めることを申し合わせました。