初詣 境内での飲食控えるなど感染対策徹底図る考え 経済再生相

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、西村経済再生担当大臣は、初詣について、不特定多数の人が集まり、特段の感染防止策が求められるとして、境内での飲食を控えるといった対策の徹底を図る考えを強調しました。

西村経済再生担当大臣は、参議院内閣委員会で、初詣について、「混雑が予想され、不特定多数の人が集うので、特段の感染防止策が求められる」と指摘しました。

そして、政府の分科会が、先週、初詣の対策として、境内での飲食や食べ歩きを控えるほか、接触確認アプリ「COCOA」のインストールを呼びかけるといった対応方針を取りまとめたことを説明しました。

そのうえで、西村大臣は「神社庁などでは、参拝する日の分散の呼びかけや、対応方針の周知を行っていると承知している。国民が安心して参拝できる環境を作っていきたい」と述べ、対策の徹底を図る考えを強調しました。