新型コロナワクチン EUなどで迅速な承認に向けた動き活発

アメリカの製薬大手、「ファイザー」やイギリスの製薬大手、「アストラゼネカ」が開発を進める新型コロナウイルスのワクチンについて、EU=ヨーロッパ連合などは、安全性や有効性が確認されれば速やかに供給できるよう「ローリング・レビュー」と呼ばれる審査の迅速化のための手続きを始めていて、承認に向けた動きが活発になっています。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、ワクチンの開発が急ピッチで進められていますが、開発が最も進んでいる1つ、イギリスの製薬大手「アストラゼネカ」などが開発するワクチンについて、EUやイギリスの規制当局は、臨床試験のデータの審査を迅速化する手続きを始めています。

この手続きは「ローリング・レビュー」と呼ばれ、公衆衛生の面から緊急性があると判断された場合には、臨床試験の安全性や有効性のデータがすべてそろっていない段階でも審査を逐次行い、承認するかどうかの評価を迅速に進めるものです。

アストラゼネカは、年末までには臨床試験によるワクチンの有効性についての結果を示したいとしています。

このほかEUの規制当局は、アメリカのファイザーやモデルナが開発中のワクチンについて、またイギリスの当局も、モデルナのワクチンについて同様の手続きを進めていて、ワクチンの承認に向けた動きが活発になっています。