Go Toイート 原則4人以下に限るよう呼びかけ 農林水産省

外食需要を喚起する「Go Toイート」について、農林水産省は感染拡大を防ぐため、食事券やポイントの利用は原則として、4人以下での飲食に限るよう都道府県に呼びかけを始めました。

「Go Toイート」をめぐり菅総理大臣は、政府の対策本部で、感染拡大が見られる地域では、一定の人数以上での飲食は、ポイントなどの対象外とすることについて、都道府県知事に対し、検討を要請する考えを示しました。

これを受けて「Go Toイート」を所管する農林水産省は、食事券やポイントの対象は、4人以下での利用に限るよう都道府県への呼びかけを16日から始めました。

そのうえで、呼びかけに応じる都道府県では、5人を超える場合も、テーブルを分けたりすることで、4人以下をひとかたまりにして飲食してもらう対応を店側に求めるとしています。

また、4人以下の飲食に協力しない利用者には、食事券やポイントの利用を控えるよう飲食店から利用者に呼びかけてもらうとしています。

一方、5人以上の家族などの対応について農林水産省は、各都道府県で検討するよう求めています。

これらの対応について農林水産省では、特に感染拡大が見られる地域では、3連休が始まる今月21日から始めることが望ましいとしていて、今後、各都道府県と具体的な協議を進めることにしています。