「フラガールズ甲子園」コロナ禍でオンライン開催 福島 いわき

福島県いわき市で高校生がフラダンスの腕前を競う「フラガールズ甲子園」が、ことしは新型コロナウイルスの影響で、オンラインでダンスを披露する交流会として開催され、本場ハワイの学校も初めて参加しました。

フラガールズ甲子園は毎年、いわき市で開催されていましたが、ことしは新型コロナウイルスの影響で例年のような形で開催できず、参加する学校をオンラインでつなぎ、事前に撮影したビデオでフラダンスを披露する交流会として行われました。

このうち去年、最優秀賞に選ばれた福島県立あさか開成高校は、猪苗代湖の前でフラダンスを撮影し、30人ほどの部員が一糸乱れぬチームワークで華やかな踊りを見せていました。

また、ことしは初めて、本場、アメリカのハワイ州から3つの高校が参加し、ゆったりと優雅な演技を披露しました。

ことしは例年のような審査は行われませんでしたが、いわき市の大会本部では、地元のフラダンスの講師などが高校生たちの踊りをじっくりと見つめていました。

NPO法人「フラガールズ甲子園」の小野英人理事長は「オンラインによる開催でしたが、海外の学校にも参加してもらえて、いい大会になったと思います」と話していました。