「七五三」コロナ感染防止対策が行われる中での参拝 大阪

「七五三」の15日、大阪市の神社には子どもたちの健やかな成長を願う多くの家族連れが訪れました。ことしは新型コロナウイルスの影響で家族ごとに間隔を空けるなど、感染防止対策が行われる中での参拝となりました。

大阪・北区の大阪天満宮では毎年3000組以上の家族連れが「七五三」のお参りに訪れますが、ことしは新型コロナウイルスの感染対策のため、お参りを分散し、密を避けてもらおうと、「七五三」の期間を8月から12月と長く設定しています。

早めにお参りを済ませた家族もいたということですが、「七五三」の15日は朝から晴れ着姿の家族連れが大勢訪れて列を作りました。

神社では本殿に入る家族を1回につき6組に制限し、家族ごとにパーテーションで区切って間隔を空けるなど、感染対策を行っていました。

3歳になる娘と訪れた父親は「感染対策がしっかりされていたので安心してお参りすることができました。これからもすくすくと元気に育ってほしいです」と話していました。

大阪天満宮広報室の三宅隆室長は「こうした状況なので、お参りは数え年でも満年齢でもかまいません。いつでも無理をせずにお越しください」と話していました。