恒例の新そば祭り コロナ対策 ドライブスルー形式 山形 最上町

山形県最上町で恒例の新そば祭りが開かれ、ことしは新型コロナウイルスの感染防止対策としてドライブスルー形式で販売されました。

最上町赤倉温泉地区の新そば祭りはふだんは町の交流施設で開かれますが、ことしは新型コロナウイルスの感染防止対策としてスキー場の駐車場を会場に、ドライブスルー形式での販売となりました。

15日は地元で栽培収穫した「最上早生(もがみわせ)」という品種を使った打ちたての新そばが、3食分の詰め合わせで110箱余り用意されました。

事前予約した人たちは指定された時間に合わせて車で訪れ、座席に座ったまま、代金と引き換えて新そばを受け取っていました。

訪れた人の中には「最上町のそばはおいしいので毎年来ています」という人がいる一方、「今までどおりがいちばんですが、こういう状況なのでしかたない」と話す人もいました。

祭りの実行委員会の高橋治委員長は「来年は新型コロナが終息し、打ち立てゆで立てを会場でご賞味いただけると思うので、皆さんでお越しください」と話していました。