支持者が大規模集会 トランプ大統領 敗北認めない姿勢強調

アメリカ大統領選挙をめぐってトランプ陣営が法廷闘争を続ける中、首都ワシントンでは大統領の支持者による大規模な集会が開かれました。その後、トランプ大統領はツイッターで、選挙での敗北を認めない姿勢を改めて強調しました。

アメリカ大統領選挙をめぐる混乱が続く中、ワシントン中心部の広場では14日、トランプ大統領の支持者による大規模な集会が開かれました。

集会には1万人を超える人が参加し、「選挙結果を盗むのはやめろ」などと声をあげながら、2.5キロほど離れた連邦最高裁判所まで行進しました。

参加者の中には、過激な極右団体、「プラウドボーイズ」のメンバーや防弾チョッキやヘルメットを身につけた人の姿も多く見られました。

トランプ大統領はこの日、ゴルフをして過ごしましたが、集会が始まる2時間ほど前には会場近くを車で通り過ぎたほか、ツイッターに、広場を埋め尽くした支持者の映像を引用して「彼らは不正で腐敗した選挙を許さない」と投稿し、選挙での敗北を認めない姿勢を改めて強調しました。

一方、会場近くでは、敗北を認めないトランプ大統領に抗議する集会も開かれ、参加者の一部が大統領の支持者との間でつかみあいになる場面もあり、警察によりますとこれまでに10人が逮捕されたということです。

1週間前の勝利宣言以降、バイデン前副大統領が政権移行に向けた動きを加速させる中で、多くのトランプ支持者が選挙の不正を主張してバイデン氏を勝者と認めない姿勢を示したことで、アメリカで深まる分断が改めて浮き彫りになっています。

14日、ゴルフをして過ごしたトランプ大統領は、集会の会場の近くを車で通り過ぎ、支持者たちに応えました。

撮影された映像では、支持者たちが「USA」などと歓声を上げて迎えるなか、トランプ大統領が窓越しに親指を立てたり両手を上げたりして笑顔で応じる様子が確認できます。

トランプ大統領は前日の13日、今回の集会についてツイッターに、「ものすごい支援に心温まる。立ち寄ってあいさつしたい」と投稿していました。