オバマ前大統領 「共和党議員 トランプ氏に同調は危険」

アメリカのオバマ前大統領は、テレビ番組のインタビューで、与党・共和党の政治家の多くが意思に反して、大統領選挙で不正があったと主張するトランプ大統領に同調していると指摘し懸念を示しました。

オバマ前大統領は、CBSテレビが15日に放送するテレビ番組のインタビューに応じ、その一部が12日、公開されました。

この中でオバマ氏は「選挙に不正がないことを知っている共和党の政治家も大統領の文脈に話を合わせていることを懸念している。これは次期バイデン政権の正当性だけでなく、民主主義をも傷つける危険な道に踏み出している」と述べ、不正を主張するトランプ大統領と異なる意見を述べることが難しくなっていると、共和党の現状を批判しました。

またオバマ氏は今月19日に、8年間の大統領時代に至るまでの半生を描いた回顧録を出版する予定です。

アメリカのメディアによりますとこの中でオバマ氏は、自身の政権で副大統領を務めたバイデン氏について「ふつうの人のことを常に気にかけていた」などと記し、もっとも信頼していたと明かしています。

また、オバマ氏の前任だったブッシュ元大統領が、オバマ政権への移行に最大限協力したエピソードなども記しているということで、現在も敗北を認めないトランプ大統領を暗に批判したものとなりそうです。