渋沢栄一がアメリカに贈った市松人形「ミス埼玉」を復元

戦前、日米の友好を願って渋沢栄一などが中心となり、日本からアメリカに贈られた人形が、人形づくりが盛んなさいたま市岩槻区で復元されました。

復元されたのは、戦前、アメリカとの友好を願い日本から贈られた「ミス埼玉」と名付けられた高さ90センチほどの市松人形です。

市松人形は当時、渋沢栄一などが中心になって行った日米の交流事業の一環として、アメリカから日本の子どもたちに贈られた「青い目の人形」のお礼でした。

今回の復元は「埼玉県立歴史と民俗の博物館」が、渋沢の功績を知ってもらおうと企画し、人形作りが盛んなさいたま市岩槻区の人形店が手がけました。

当時の資料などを元に、ことし4月から復元作業を進め、13日は着物や赤い帯などを人形に着せて完成しました。
博物館の学芸員の杉山正司さんは「人形を通して渋沢栄一の平和にかける思いを感じてもらいたい」と話していました。

この市松人形は、来年3月からさいたま市の「埼玉県立歴史と民俗の博物館」で、渋沢栄一の生涯を描くNHK大河ドラマに合わせて開かれる特別展で公開される予定です。