新型コロナ 国交省の同じ課で感染確認相次ぐ 10人以上検査

東京の国土交通省で、同じ課の職員3人が13日までに新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
同じ課に勤務する職員など10人以上が濃厚接触者として検査を受けていて、国土交通省はこの課の全員を自宅待機としています。

国土交通省によりますと、東京・千代田区霞が関にある国土交通省の8階にある自動車局で、今月7日、40代の男性職員に発熱の症状が出て今月11日に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

この職員が勤務する課では、別の職員も発熱の症状が出たためPCR検査を受けたところ、13日までに新たに30代と40代の職員2人の感染が確認されたということです。

2人はいずれも最初に感染が確認された男性職員の濃厚接触者でした。

濃厚接触者はほかに10人以上いて、順次、PCR検査を受けているということです。

また同じ課で濃厚接触者にはなっていない職員にも発熱の症状があり検査を受けているということです。

国土交通省では、この課の職員全員を自宅待機としています。

国土交通省では、ことし4月20日から29日にかけて、自動車局の同じ部屋で働く職員11人の感染が相次いで確認されていて、改めて感染予防対策を徹底することにしています。