集団感染減へ 高齢者施設の新入所者に無料PCR検査 千葉 船橋

新型コロナウイルスの集団感染のリスクを減らそうと、千葉県船橋市は市内の高齢者や障害者の施設に、新たに入所する人を対象に無料でPCR検査を行うことを決めました。

これは13日、船橋市の松戸徹市長が記者会見で発表しました。

それによりますと、高齢者や障害者の入所施設では施設内で感染者が出ると、感染者の集団=クラスターが発生して重症化するリスクも高く、市内の医療提供体制のひっ迫にもつながると懸念されています。

このため船橋市は来月1日以降、市内の特別養護老人ホームやグループホームなどの高齢者と、障害者を受け入れるおよそ220の施設に、新たに入所する人に対して、だ液によるPCR検査を無料で実施することになりました。

入所前に行うことでウイルスが施設に持ち込まれないようにするねらいがあり、来年3月までの4か月間でおよそ3500人が対象となる見込みです。

船橋市によりますと、千葉県内の自治体では初めてで、全国でも数少ない取り組みだということです。

松戸市長は「入所する側も施設側も安心できるよう、見えないところで持ち込まれるリスクを少しでも減らすことが必要で、今後、スタッフへの検査体制の構築も検討していきたい」と話していました。