世界遺産 熊野本宮大社 来年のえと描いた大絵馬完成 和歌山

和歌山県田辺市にある世界遺産、熊野本宮大社で、来年のえとの「うし」を描いた大絵馬が完成し新年を迎える準備が進められています。

田辺市本宮町にある世界遺産、熊野本宮大社では、毎年この時期に本殿前に縦およそ1メートル、横2メートル余りの大絵馬を掲げて新年に参拝者を迎える準備をしています。

12日は、九※キ家隆宮司がおよそ2か月かけて準備してきた来年のえとの「うし」の絵に目を描きました。

そして、コロナ禍でも新たな目標を見据えてみずからの歩幅で確実に進んでもらいたいという願いを込めて「歩」の文字を書き加え、絵馬を完成させました。

九※キ宮司は「来年こそは新型コロナウイルスが終息し、明るい一年になってほしいという思いを込めて絵馬を描かせてもらいました」と話していました。

大絵馬は、今月24日に本殿の前に掲げられるということです。