成田山新勝寺 新型コロナ 参道商店街が対策学ぶ 千葉

初詣の混雑を避けるため「分散参拝」を呼びかけている千葉県の成田山新勝寺の参道の商店街の関係者が、新型コロナウイルスの感染予防対策を学ぶ講演会が、12日、開かれました。

毎年、三が日におよそ300万人が訪れる成田山新勝寺は、来年の初詣について「分散参拝」を呼びかけていて、地元の成田市も参道にライブカメラを設置して混雑を防止したいとしています。
12日は、新勝寺の参道の商店街の関係者が参加する講演会が開かれ、感染症学が専門の国際医療福祉大学の松本哲哉教授が講演し、「寒さや乾燥、経済活動の活発化などで感染が増加しているが、マスクをすることがポイントだ」と話しました。
そのうえで、具体的な対策として飛まつを防ぐ透明な板をテーブルに設置することや客の滞在時間が短くなるよう商品をわかりやすく配置することなどを紹介していました。

呉服店を営む66歳の女性は、「各地から参拝者が来るので検温や換気をしっかり行いたいと思います」と話していました。