スキージャンプ ワールドカップ札幌大会 中止発表

来年1月と2月に札幌市で開催する予定だったスキージャンプのワールドカップについて、札幌スキー連盟は北海道内で新型コロナウイルスの感染が急激に拡大していることから、中止すると発表しました。

スキージャンプのワールドカップ札幌大会は札幌市の大倉山ジャンプ競技場で毎年行われていて、来年は、女子は1月9日から男子は2月6日からそれぞれ2日間の日程で予定されていました。

しかし、連盟によりますと、北海道内で連日100人を超える新型コロナウイルスの感染が確認されていることから、参加する国内外の選手や大会関係者の感染リスクを考慮して開催の中止を判断したということです。

また、すでに中止となっていたスキージャンプ女子のワールドカップ蔵王大会の1試合についても札幌大会の日程に代替試合として組み込むことを検討していましたが、断念したということです。

大会の中止決定は、報告を受けた国際スキー連盟が今後、正式に決めることになります。