コロナ禍で全国一斉 介護の無料電話相談

11月11日は「いい介護の日」です。新型コロナウイルスによる介護現場への影響が広がる中、家族や介護職員などのための無料の電話相談が行われました。

電話相談を行ったのは、認知症の人の家族会や労働組合などです。

11日は、全国24か所の会場で一斉に相談を受け付け、このうち東京 豊島区ではケアマネージャーや労働組合の担当者など8人が対応しました。

妻が介護施設で暮らしているという男性からは「新型コロナウイルスの影響で面会が制限されて妻の様子が分からず、発熱してもすぐに医療機関を受診させてもらえなかった」といった悩みが寄せられ、担当者が自治体に相談するよう助言していました。

主催者によりますと、新型コロナウイルスの影響で、介護施設の利用が制限されて要介護者の家族の負担が増えているほか、介護職員も消毒の徹底など感染対策に追われるケースが増えていて、11日も全国で合わせて200件を超える相談が寄せられたということです。

「認知症の人と家族の会」では、12日以降も平日の午前10時から午後3時まで無料で相談を受け付けています。

電話番号は、0120-294-456です。
「認知症の人と家族の会」東京都支部の大野教子代表は「ことしは新型コロナの影響で例年以上に介護に関する悩みが深刻化している。専門の窓口につなぐなどして問題を解決したい」と話しています。