北海道 新型コロナ 10日の感染者166人に 6日連続で100人超える

北海道では10日、新型コロナウイルスの感染確認の発表が166人と、6日連続で100人を超えました。札幌市の特別養護老人ホームで、合わせて56人のクラスター=感染者の集団の発生が確認されるなど、札幌市を中心に、各地で感染の拡大が続いています。

このうち札幌市では、合わせて126人の感染が確認され、札幌市だけで、2日続けて100人を超えました。

札幌市内では10日、特別養護老人ホームで、これまでに入所者や職員、合わせて56人に上るクラスターが発生したと発表されたほか、北海道医療センターも、院内の病棟でクラスターが発生し、これまでに患者や看護師13人の感染が確認されたと公表していて、札幌市を中心に感染の拡大が続いています。

10日は札幌市以外でも、石狩地方の10人、十勝地方の9人など、合わせて40人の感染が確認され、道内の1日の感染確認は166人と、6日連続で100人を超えました。

また北海道は、いずれも、これまでに感染し入院して治療を受けていた、道内に住む年代と性別が非公表の1人と、80代の女性が10日に亡くなったと発表しました。

これで道内の感染者は、札幌市の延べ3054人を含む、延べ4387人となり、このうち死亡した人は117人となっています。