スマホにマイナンバーカード機能 総務省有識者会議が検討開始

スマホにマイナンバーカード機能 総務省有識者会議が検討開始
マイナンバーカードの普及に向けて、カードの機能をスマートフォンに搭載して利便性を高めようと、総務省の有識者会議がセキュリティー対策など、具体的な方法の検討を始めました。
総務省で開かれた10日の初会合には、行政関係者のほか、ITの専門家らが参加しました。

この中で武田総務大臣は、「役所に行かなくてもさまざま手続きが可能になる社会を早急に確立する必要があり、そのためには、スマートフォンでの行政手続きが重要だ。総務省としても来年の通常国会での法改正を検討するなど、令和4年度中の実現に向けて全力で取り組みたい」と述べました。

マイナンバーカードについて政府は、令和4年度末までにほぼすべての国民に行き渡るようにするという目標を掲げていますが、普及率は今月4日の時点で22%程度にとどまっています。

会議は一部を除いて非公開で行われましたが、総務省によりますと出席者からは、「カードの機能をスマホに搭載することで使い勝手をよくすることが大切だ。そのためにも、端末の機種変更などの際に必要な、セキュリティー確保のための手続きは、より簡単にすべきだ」といった意見が出たということです。

会議では、今後、セキュリティー対策などについて議論を重ねたうえで、来年度中に実証実験を行うことを目指す方針です。