店舗などの外観や内装も“知的財産” 意匠登録始まる

企業の間で店舗などのデザインを工夫する動きが活発化する中、特許庁は、建築物の外観や内装などが模倣されないよう知的財産として保護することになり、回転寿司チェーンの店舗の内装など5件が初めて登録されました。

デザインを知的財産として保護する「意匠制度」は、自動車や家電などが対象でしたが、特許庁はことし4月、企業の店舗などのデザインも保護するため建築物の外観や内装、それにアプリの画面構成などの画像を対象に加えました。

このほど5件が初めて登録され、このうち回転寿司チェーン「くら寿司」は、東京 浅草にある店舗の内装が登録されました。

店内に白木で統一した木材でやぐらを建て、日本の祭りをイメージした空間で食事ができます。

広報部の岡柳澪さんは「寿司文化を世界に発信するため江戸の文化をイメージした店舗にした。特許と同じように内装が権利として守られるのはありがたい」と話していました。
一方、横浜市にある「ユニクロ」の店舗では建物の外観が登録されました。

地上3階建ての店舗は切り崩した山の斜面のような形状になっていて、屋外では遊んだり休憩できたりするスペースとなっています。

特許庁によりますと、これまでに合わせて786件が出願されたということで、審査が済んだものから順次登録されるということです。