1本でも命取り 「毒きのこ」による食中毒相次ぐ

コロナ禍の行楽シーズン、「密」を避けて山にきのこ狩りに行く人も増える中、各地で毒きのこによる食中毒が発生しています。中には食べると命に関わる毒きのこもあり、保健所などでは「確実に食用と判断できないきのこは食べないで」と注意を呼びかけています。

先月、山形県で食用のきのこと間違えて、ツキヨタケと呼ばれる毒きのこを食べた男女4人がおう吐や頭痛などの症状を訴えて医療機関に搬送されました。

先月はこのほか長野県や秋田県でも毒きのこによる食中毒が発生しています。

いずれも毒きのこのツキヨタケによる食中毒で、食用の「ムキタケ」や「ヒラタケ」「カンゾウタケ」などと間違えて食べてしまうことがあるということです。

毒きのこによる食中毒が相次ぐ中、秋田県では、山で採ったきのこの中から、毒きのこの見分けかたを学ぶ教室も開かれています。

ここでも「ツキヨタケ」が毎年のように食中毒の原因となっているという説明があり、半分に割ると付け根のところが黒くなっていることが特徴だと紹介されました。
また採ってきたきのこの中に「クサウラベニタケ」という毒きのこもあります。

秋田県で過去10年間に起きた毒きのこによる食中毒のうち4割が「クサウラベニタケ」によるものでした。

「クサウラベニタケ」は食用の「ハタケシメジ」と似ていることから誤って食べるケースが多いということです。

さらに毒きのこの中には「ドクツルタケ」など1本でも食べると命に関わるものもあるということです。

保健所などでは、確実に食用と判断できないきのこは絶対に食べないよう注意を呼びかけています。