“核のごみ”処分場 北海道5自治体「国の申し入れあれば検討」

いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、NHKが道内の自治体にアンケートを行った結果、第一段階となる「文献調査」について国から「申し入れ」があった場合には、5つの自治体が「検討する」と回答しました。

原子力発電所の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、先月9日、北海道の寿都町が文献調査に応募したほか、神恵内村も調査の受け入れを決めました。

それから9日、1か月となるのを前に、NHK札幌放送局は、この2自治体を除く道内177の自治体を対象にアンケートを行い、これまでに98.9%にあたる175の自治体から回答を得ました。

現時点で文献調査の受け入れを検討しているかどうか尋ねたところ、「検討している」と回答した自治体はなく、自主的に受け入れを検討している自治体はないことがわかりました。

一方、国から文献調査の「申し入れ」があった場合、どう対応するか尋ねたところ、「検討する」と回答したのは、乙部町、奥尻町、積丹町、遠軽町それに別海町の5自治体でした。

これについて、積丹町は「議会への意見を求めた上での最終的な判断となるが、議会としても『受け入れを容認する』との意見となるとは考えられない」としています。

また、乙部町は「まずは『申し入れ』を真摯に受け止めたい」、遠軽町は「申し入れがあれば、まずは検討する」として、いずれも申し入れがあった場合には、ひとまず検討を行うとしています。