立皇嗣の礼にあわせ伊勢神宮などで「奉告祭」

秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」となられたことを広く内外に伝える「立皇嗣の礼」にあわせて、伊勢神宮など皇室とゆかりが深い各地の神宮などでは、「奉告祭」と呼ばれる神事が行われました。

三重県の伊勢神宮の内宮では、天皇陛下からつかわされた使者のほか、天皇陛下の妹で、伊勢神宮の主な祭りをつかさどる「祭主」を務める黒田清子さんや、神職などが列を組んで境内を進みました。

隊列には、天皇陛下からの供え物が入れられた箱のほか、「立皇嗣の礼」を行うことを日本古来のことばで記した「御祭文(ごさいもん)」が授けられていて、隊列は正殿へと向かいました。

伊勢神宮によりますと、このあと天皇陛下の使者が「御祭文」を読み上げるなどしたということです。

一方、秋篠宮ご夫妻が三重県の伊勢神宮などに参拝し、「立皇嗣の礼」が終わったことを伝えられる行事については、新型コロナウイルスの影響で、当分の間延期されることになっています。

「草薙の剣」まつられる熱田神宮でも神事

「奉告祭」は「三種の神器」のひとつ、草薙の剣がまつられ、皇室とのゆかりが深い、名古屋市熱田区にある熱田神宮の本宮でも行われました。

神事には宮司など神職11人が出席し、はじめに深く一礼をしたあと、魚や野菜などの食べ物や酒を神前に供えました。

そして、宮司が秋篠宮さまが皇嗣になられたことを報告するとともに、皇室の繁栄や、国民の平安を祈る祝詞をあげ、もう1度、深く一礼をして玉串をささげました。

熱田神宮の本宮のまわりを訪れた人たちは、おごそかな雰囲気の中行われた貴重な神事の様子を見守り、カメラやスマートフォンで撮影していました。

熱田神宮の圓藤能久 宮掌は、「皇室のますますの繁栄と国民の皆様の平安を熱田の神様に祈念しました」と話していました。