【詳報】バイデン氏が演説で語ったことは?

【詳報】バイデン氏が演説で語ったことは?
k10012700821_202011081215_202011081228.mp4
アメリカ大統領選挙で当選確実が伝えられた民主党のバイデン前副大統領は、7日、地元デラウェア州で演説し、勝利を宣言しました。およそ15分の演説で何を語ったのか、ポイントをまとめました。

明白な勝利

「アメリカ国民は声をあげ、明白な勝利をもたらしてくれました。人々の勝利です。アメリカ大統領選挙で最多となる7400万もの投票をもって、私たちを当選させてくれました。きょう、全米そして全世界が大きな希望の喜びにあふれています」

結束を目指す大統領に

「私は約束します。分断ではなく、結束を目指す大統領になります。赤い州か青い州かではなく、ひとつのアメリカ合衆国として見ます。人々の信頼を得られるよう、全力を尽くします」

「トランプ大統領に投票したみなさんの失望も理解しています。けれどもお互いにチャンスを与え合いましょう。激しいことばのやりとりはやめて、お互いを見つめ、お互いの話に耳を傾けましょう。前に進むためには、相手を敵視するのをやめなければなりません。私たちは敵ではなく、みなアメリカ人なのです。今こそアメリカを癒やすときです。」

「大統領選挙は終わりました。私たちは何をすべきでしょうか。
▽ウイルスを制御し、
▽繁栄を築き、
▽医療保険制度を守り、
▽構造的な人種差別を根絶し、
▽気候を保護し、
▽品位を回復し、民主主義を擁護する戦い。
これらの戦いに向けて、良識、平等、科学、それに希望の力を結集させるため、アメリカ国民は私たちを求めたと私は信じています」

新型コロナウイルス対策を

「まずは新型コロナウイルス対策に取り組みます。経済を回復させるために不可欠です。子や孫を抱きしめたり、誕生日を祝ったり、結婚式や卒業式を行うためにも対策が必要なのです。
就任日の来年1月20日から対策を始めるため、今月9日に科学者や専門家のグループを指名します」

民主党と共和党は協力できる

「私は民主党員として立候補しました。しかしこれからはアメリカの大統領として、私に投票しなかった人のためにも、投票してくれた人のためにも、力を尽くします。
互いを悪魔に見立てるような、不快な時代を今ここで終わらせましょう。
民主党と共和党は協力することもできるはずです」

アメリカの可能性

「アメリカを一言で定義するなら、それは『可能性』です。
夢の実現に向かってすべての人に機会が与えられるべきです。
アメリカは決して誰1人として置き去りにはしません。私たちがなることができると知っている国になりましょう。
この国は結束できます。
より強くなれます。
癒やしを求めることができます。
それがアメリカ合衆国です」

副大統領候補 ハリス氏も演説「アメリカの新しい日だ」

バイデン氏に先だって演説した副大統領候補のハリス上院議員は「アメリカの民主主義は当然のものとして受け止めるのではなく努力をともなうものだ。私たちにはよりよい未来をつくる力がある。アメリカの新しい日となった」と述べました。

ハリス氏初の女性副大統領へ 「私は決して最後にはならない」

さらに「記録的な投票率をもたらすほど多くの人に投票してもらって感謝しています。みなさんは希望や科学、良識や真実を選びました。バイデン氏をアメリカの大統領として選んだのです」と述べました。
また、「バイデン氏は女性の私を副大統領候補として選んだ。私は女性として最初の副大統領になるかもしれないが、決して最後にはならない」と述べました。
そしてハリス上院議員は「今後の道は平坦ではないが。ジョーと私は準備ができている。世界が尊敬し、子どもたちが見習う指導者になる」と述べました。