学術会議 自民 下村氏「そのまま任命では任命権ないのと同じ」

「日本学術会議」の会員任命をめぐって、自民党の下村政務調査会長は北海道苫小牧市で講演し、「推薦された人を毎回そのまま任命すれば、総理大臣に任命権がないのと同じだ」と指摘し、政府の対応に問題はないという認識を示しました。

この中で下村政務調査会長は、6日までの衆参両院の予算委員会での質疑について「野党側の質問は『日本学術会議』のことばかりで、政権の支持率を下げようというねらいがあるのだろう。有権者から『ほかに議論すべきことがある』という指摘を頂いたが、まさにそのとおりだ」と述べました。

そのうえで下村氏は、「日本学術会議」の会員任命について、「任命権は総理大臣が持っているが、推薦された人を毎回そのまま任命していたら、任命権はないのと同じだ。取捨選択するのが本当の任命権であり、あるべき改革を求めていくための選択だ」と指摘し、政府の対応に問題はないという認識を示しました。

そして下村氏は、「『推薦した人を全員任命しないのはけしからん』と言うのであれば、欧米のように民間組織になって任命制をやめたらよいのではないか」と述べ、政府から独立した組織にすることも含め、「会議」の在り方を検討する考えを示しました。