山梨 武田氏最後の居城跡で礎石見つかる 本丸の門柱支えたか

山梨 武田氏最後の居城跡で礎石見つかる 本丸の門柱支えたか
戦国武将、武田信玄の後継者、武田勝頼が今の山梨県韮崎市に築いた新府城跡で、本丸の門の柱を支えたとみられる5つの礎石が見つかり、専門家は「謎に包まれた新府城の様子を明らかにするきっかけとなる発見だ」と話しています。
武田氏最後の居城、新府城は、信玄の後継者の武田勝頼が今の韮崎市に築城しましたが、未完成の状態で織田信長らに攻められ、勝頼が城に火を放って退去するまでの2か月余り使われたとされています。

韮崎市教育委員会が去年から行っている発掘調査でこのほど、本丸の出入り口の幅およそ3.3メートル、奥行きおよそ3.6メートルの範囲に、本丸の門の柱を支えたとみられる等間隔に並んだ5つの礎石が発見されました。

韮崎市によりますと、この発見で門の大きさが推測できるということで、本丸の建造物の規模が分かる遺構の発見は初めてだということです。

武田氏研究会の平山優副会長は「謎に包まれた新府城の様子を明らかにするきっかけとなる発見だ。本丸に勝頼時代の遺構が埋まって残っている可能性が高まったので、今後の調査に期待したい」と話しています。