都内には先月1日現在で53万9000人余りの外国人が生活していて、都の会議では、専門家から都内で暮らす外国人も感染するケースが出ていることが報告されています。
このため都は、日本語を母国語としない外国人でも感染防止策を理解しやすいように、表現やことばをやさしくしたポスターを2種類作りました。
例えば、飲食店を利用する際の注意点を伝えるポスターは、
▼日本語版では「長時間の会食や大声での会話は避けましょう」と書かれています。
これに対し、
▼やさしい日本語版では「食事の時間を短くしてください。大きな声で話さないでください」と書かれ、漢字にはふりがながついています。
また、感染予防のポイントをまとめたポスターは、「1日に何回も手を洗います」とか「1時間に2回くらい窓を開けます」など、手洗いや換気の徹底をイラスト付きで紹介しています。
いずれも都のホームページからダウンロードすることができ、都は利用を呼びかけています。
コロナ感染防止 外国人に「やさしい日本語」で伝えるポスター
日本に暮らす外国人に新型コロナウイルスの感染防止策をわかりやすく伝えようと、東京都は「やさしい日本語」を使ったポスターを新たに作成して利用を呼びかけています。
