中米でハリケーンの大雨による洪水や地滑りで70人以上が死亡

中米ではハリケーンによる大雨の影響で、各地で洪水や地滑りが発生し、グアテマラやホンジュラスなどで、これまでに合わせて70人以上が死亡しています。

ハリケーン「エタ」は、一時、5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」の勢力に発達し、その後、勢力を弱めながら、3日から5日にかけてカリブ海沿岸の中米の国々を通過しました。

各地で大雨による洪水や地滑りが発生し、ロイター通信などによりますと、このうちグアテマラでは、11歳と2歳の子どもを含む50人以上が死亡したほか、ホンジュラスやコスタリカなど複数の国で、およそ20人が死亡したということです。

グアテマラからの映像では、茶色く濁った水に、ひざまでつかって歩く人の姿が確認できます。

被害にあった住民は「胸の高さまで水が迫ってきました。何もかもがぬれてしまい、すべてを失いました」と話していました。

ハリケーンは、現在は熱帯低気圧に変わっていますが、今後、カリブ海で再び勢いを増してキューバやアメリカに近づくおそれもあり、当局は警戒を呼びかけています。