児童の約1割 家庭内で受動喫煙被害の可能性 千葉市 調査

子どもたちが他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙の被害を、どのくらい受けているか千葉市が調べた結果、およそ1割の子どもが被害を受けていた可能性が高いことが分かり、市は、保護者らに喫煙マナーの徹底を呼びかけることにしています。

千葉市では昨年度、市内の小学4年生の児童およそ750人を対象に、他人の煙を吸うことで取り込まれるニコチンが代謝されてできる物質が、尿にどの程度含まれているか調査し、結果をまとめました。

その結果、77人、全体のおよそ10%の子どもが基準値を超えていて、過去、数日間に受動喫煙の被害を受けていた可能性が高いことが分かったということです。

これらの子どもの94%は、同居する家族に喫煙の習慣があったということです。

千葉市では、ことし4月、子どもを受動喫煙から守る義務を定めた条例が施行されています。

千葉市は、子どもがいる部屋のほか、屋外であっても、子どものそばで喫煙しないよう、保護者などにマナーの徹底を引き続き呼びかけていくことにしています。
千葉市健康推進課の松本千寿課長は「喫煙する人が減っても、いまだに家庭内で受動喫煙の影響が大きいことがうかがえます。この調査結果を踏まえて、ぜひ、みずからの行動を見直してほしい」と話しています。