中央自動車道またぐ橋 鉄筋の不足明らかに 他の橋も調査へ

東京・日野市の中央自動車道をまたぐ橋で、耐震補強工事が行われた際、必要な鉄筋が入れられていなかったことがわかりました。
工事を発注した中日本高速道路は、補強工事をやり直すとともに、この業者が工事を行ったほかの橋でも調査する方針です。

鉄筋が不足していることが明らかになったのは、東京・日野市の中央自動車道をまたぐ市道の「緑橋」です。

中日本高速道路によりますと、緑橋では、大地震の際に落下などの被害が出ないようことし3月にかけて耐震補強工事が行われましたが、10月、橋桁を支える「橋台」に2か所のひびが確認されたということです。

調査の結果、「橋台」に追加されたはずの鉄筋合わせて8本が不足していることがわかり、中日本高速道路が、補強工事をやり直すとともに、施工した福岡県宗像市の業者に損害賠償請求する方針です。

中日本高速道路は、ふだん車が通る際の安全性に問題はないとしていますが、コンクリート片が落下した場合に備え、ネットを設置したということです。

また、この業者が耐震補強工事を行ったほかの橋でも、調査する方針です。

中日本高速道路は、「高速道路の利用者や沿線の住民に大変なご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。高速道路を安心してご利用いただくため、速やかに再施工、調査を進めてまいりたい」とコメントしています。