新型コロナ 集団感染受け北海道に専門家派遣へ 田村厚労相

新型コロナウイルスへの対応をめぐり、田村厚生労働大臣は、北海道で、感染者の集団が相次いで発生していることを受けて、専門家を現地に派遣し、感染経路の特定などの支援を行う考えを示しました。

北海道では、新型コロナウイルスの感染確認が3日までに、5日続けて60人以上となり、感染者の集団=クラスターが相次いで発生しています。

田村厚生労働大臣は、閣議のあと記者団に対し、北海道からの要請を受けて3日、厚生労働省のクラスター対策班の専門家2人を現地に派遣したことを明らかにし、感染経路の特定や感染の拡大防止に向けた支援を行う考えを示しました。

そのうえで、田村大臣は、「全国的に感染者が微増傾向となっている。寒くなり、換気や冷たい水での手洗いがしづらいかもしれないが、マスクを着用し、3密を避けるなど、今までやってきた予防対策を継続することが重要だ」と呼びかけました。