若者向け 地方移住紹介サイト 内閣府が立ち上げ

若い世代の人たちに地方への移住について考えてもらおうと、内閣府は、移住した人たちの暮らしぶりを紹介するサイトを立ち上げました。

『いいかも地方暮らし』というウェブサイトは、10月内閣府が立ち上げました。

サイトでは、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに新潟市に移った男性や山梨県早川町で古民家カフェを運営する女性など、若い世代の人たちの暮らしぶりが紹介されています。

また、移住先で、仕事や住まいを探すためのサイトの情報なども掲載されています。

内閣官房がことし1月に行った調査によりますと、東京圏で暮らす20代の40%近く、30代のおよそ36%が移住に関心があるものの行動に移していないということです。

坂本地方創生担当大臣は「このサイトを通じて、どこに住むのかや働く場所はあるのかを調べて、実行に移してもらうことで、分散型社会の実現につながると期待している」と話しています。