熊本城復旧に1億円寄付 熊本市の女性 個人としては過去最高額

熊本地震で被災した熊本城の復旧に役立ててほしいと、熊本市に住む女性が1億円を市に寄付しました。個人の寄付としては過去最高額です。

「熊本城復元整備基金」に1億円を寄付したのは、熊本市中央区の浅野敦子さん(86)です。

2日、友人らとともに市役所を訪れ大西市長に目録を手渡しました。

市長からは、感謝状と熊本城復旧のため寄付をした人に発行される「城主証」が手渡されました。

熊本市によりますと、浅野さんは山鹿市出身で、大学時代に農業史の研究のため当時の宇土櫓にあった書庫に保管されていた文書を参考にしていたということです。

結婚後は、岐阜県で長く司法書士をしていましたが、去年、熊本市に移り親族から相続したお金を思い入れのある熊本城に寄付することに決めたということです。

個人からの熊本城復旧への寄付として1億円は過去最高額です。

大西市長は「熊本城に対しての強い思いをいただき、これだけ多額の貴重な寄付を、熊本の人々にとっても象徴でもある熊本城の再建にといただいたということは、熊本市民にとっても大変光栄なことです」と話していました。

浅野さんは「崩れている石垣を見ると、やっぱり寄付するなら熊本城にということでお願いしました。熊本城の復興につかってもらえればそれで満足です」と話していました。