サッカーJ1 柏レイソル ネルシーニョ監督がコロナ陽性と発表

サッカーJ1、柏レイソルはネルシーニョ監督が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と確認されたと発表しました。
レイソルは今月7日に国内三大タイトルの1つ、Jリーグカップの決勝を控えていますが、選手とスタッフ全員のPCR検査の結果を踏まえて今後の対応を検討するということです。

これは3日、柏レイソルの瀧川龍一郎社長がオンラインで記者会見を開いて明らかにしました。

それによりますと、70歳のネルシーニョ監督は1日午前中のチーム練習に参加したあと、午後になって37度5分の発熱があり、2日は38度4分まで上がったということです。

そして、PCR検査の結果、陽性と確認されたということです。

ネルシーニョ監督は3日の時点では平熱に戻っていて自宅で静養しているということです。

このほかに選手1人とスタッフ1人についても陽性が確認されていて、3日のベガルタ仙台とのリーグ戦は中止が決まっています。

レイソルは今月7日に国内三大タイトルの1つ、Jリーグカップの決勝を控えていますが、ネルシーニョ監督は指揮を執らないということです。

また、選手とスタッフ全員を対象に3日、PCR検査を行い、4日昼ごろに判明する結果を受けて今後の対応を検討するということです。

瀧川社長は「現時点でも複数の陽性者が出ていて非常に厳しい状況であることは認識している。最善を尽くしてJリーグカップ決勝に臨めるように準備したい」と話していました。