ウィーン中心部で銃撃 2人死亡 15人けが テロと見て捜査

オーストリアの首都ウィーンの中心部で銃撃があり、警察や市によりますと2人が死亡しました。
オーストリアのクルツ首相は事件を強く非難し、周到に準備されたテロとの見方を示したうえで、まだ収束していないと述べ市民に警戒を呼びかけました。

オーストリアで、現地時間の2日午後8時ごろ、日本時間の3日午前4時ごろ、首都ウィーン中心部のレストランなどが集まる繁華街で銃撃がありました。

ウィーンの警察などの発表によりますと、銃撃などは市内の6か所で起き、1人が死亡し、警察官を含む15人がけがをしました。

さらにウィーンの市長は、地元の公共放送に対し、新たに1人が死亡したことを明らかにしました。

また、容疑者の1人が警察官によって射殺されたということで、市長は、容疑者は複数の銃や刃物などで武装していたとしています。

クルツ首相は地元の公共放送で事件を強く非難し、犠牲となった人たちに哀悼の意を示したうえで「現在、捜査中だが、非常に周到に準備されていて明らかにテロ攻撃だ」と述べ、テロと見て捜査を行っていると明らかにしました。

さらに、クルツ首相はまだ逃走している容疑者がいるとして市民に警戒を呼びかけています。

現場はウィーンを代表する観光地、シュテファン大聖堂から500メートルほど離れた場所で、地元のテレビ局は現場近くで大勢の市民が逃げる様子や銃を持った男が道路を走っている様子などを伝えています。

現地の日本大使館によりますと、今のところこの銃撃で日本人がけがをしたという情報は入っていないということです。