東京 三宅村 新型コロナ 役場職員1人感染確認 住民の感染は初

東京 三宅島で村役場に勤める職員1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。三宅島の住民で感染が確認されるのは初めてです。

濃厚接触者 少なくとも26人

三宅村によりますと、感染が確認されたのは村役場に勤める30代の男性職員です。

この職員は先月31日島を離れ、通院している都内の医療機関で新型コロナウイルスのPCR検査を受けたところ、1日、感染が確認されました。

現在は23区内の医療機関に入院しているということです。

村によりますと、この職員の濃厚接触者は少なくとも26人いるということで、島の保健所は引き続き特定を進め、順次検査を行うとしています。

職員は、住民と接する窓口業務には当たっておらず、村役場の業務に影響はないということです。

三宅島の住民で感染が確認されるのは初めてで、村は、3密を避ける行動や、手洗いや消毒などの感染予防の徹底のほか、発熱などの症状が出た場合は島内の診療所を直接受診せず事前に電話で相談してほしいと呼びかけています。